犯罪ホロスコープ1 六人の女王の問題(法月綸太郎)
新本格もどき(霧舎巧)
- 作者: 霧舎巧
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/08
- メディア: 新書
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タイトルどおり、綾辻行人や有栖川有栖といった、いわゆる新本格第一世代の人たちの作品名、作風をもどいたもの。
単なるパロディだけだろ、と思いきや割と面白いトリックを使っているのもあって、これだけでも行けるんじゃないの?というものも。
密室キングダム(柄刀一)
- 作者: 柄刀一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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一ヶ月以上かけて、ようやく読了。
キングダム、というから、これでもかっていうくらい密室が出てくるのかと思ったら、密室は全部で5つ。
まあ、普通の作品では1つ2つあれば十分なのだから、それより多いというのは確か。
密室1つ1つも作り込まれていて、1つで長編を書けるんじゃないか思えるくらい。
が、謎解き場面の説明がわかりづらく、イマイチ頭の中でのイメージ化ができず、理解できない面があったり(私だけ?)。
ただ、謎の1つ1つはしっかり解決される点では某1200個の密室が出てきて云々っていう作品とは明らかに違うわけで(比べるのも失礼だが)ボリュームに違わぬ読み応えでした。
ま、若干気になる点が無いではないですが…。
帝都東京・隠された地下網の秘密〈2〉地下の誕生から「1‐8計画」まで (秋庭俊)
帝都東京・隠された地下網の秘密〈2〉地下の誕生から「1‐8計画」まで (新潮文庫)
- 作者: 秋庭俊
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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気づいたら、もう一ヶ月以上も本を読み切ってないのね〜。
まあ、今読んでいる本がとてつもなく分厚いというのもありますが。
ということで、今回はこれ。
前作は非常に読みにくかったのですが、一転こちらは非常に読みやすい。
なぜだろう?と思い、気づいたのが、東京の地理のことがあまり出てこないからかなと。
前作は、東京の建物やら、地名、駅名、路線名、道路名が出てくる割に、図面が少なく、位置関係がわかっていないと、なかなか理解しにくかった。
今回は、東京だけに固執せず、いろいろな面からアプローチしているから、比較的わかりやすいのかなと。
図面が少ないのは、文庫という形態から来る制約なのかもしれないけど。
ちょっとムックでも買ってみようかな〜という気になってしまう。
マグレと都市伝説 間暮警部の事件簿(鯨統一郎)
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: 文庫
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まあ、推理小説的展開ははなから期待していなかったが、まさかここまでとは、ある意味予想外でした(笑)
完全に歌謡曲というか芸能ネタを書きたかったとしか思えないし、歌詞からストーリーを逆展開したとしか思えない。
まあ、そういうのを期待していたのは確かなので、文句はないのだけどね。
涼宮ハルヒの陰謀(谷川流, いとうのいぢ)
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/31
- メディア: 文庫
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この手の作品の割にはちょっと長い。が、相変わらずサクサク読める。
内容はあるんだかないんだか。
タイムスリップネタもほどほどにしておかないと、あとで辻褄があわなくなるんじゃねえの?といらない心配してみたりして。
ONE PIECE 49巻(尾田栄一郎)
- 作者: 尾田栄一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/03/04
- メディア: ペーパーバック
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スリラーバーク編もあとわずか。さすがに最後は引っ張りすぎじゃねえの感ありあり。