エデンの命題(島田荘司)

エデンの命題 The Proposition of Eden (カッパノベルス)

エデンの命題 The Proposition of Eden (カッパノベルス)

141ページ、表題作の『エデンの命題』を読み終えたところまで。
どこまでが本当で、どこからがフィクションなのかわからない構成は、いつものことか。
後半、あまりにもテンポ良く進みすぎるので、それがヒントといえばヒント。


図書館を使わない理由

たまに「そんなに本を買うくらいなら図書館で借りてくればいいのに」といわれたことがある。
確かに、一度読んだ本を読み返すことなんてそうそうないので、それを考えると借りた方がかなり経済的であることは間違いない。
あるいは新刊書店で買うのではなく、古本屋やブックオフなどの新古書店で買った方が、経済面から言えば合理的であろう。
ただ、古本屋や新古書店を利用することはあっても、図書館だけはあまり使いたくないなと思う。
理由は、ただ1つ。
図書館で借りた場合、期間内に読まなければならないという制限が付いてしまうから。
おそらく、図書館の返却期限は2週間程度だろうから、かなり余裕がある方だとは思う。
しかし、たとえ余裕があったとしても、期限があることに変わりはなく、その期限内に読まなくてはならないという気持ちで読書に臨みたいとは思わない。
読書って、いついつまでにこれこれを読まなくてはいけない、というある種の強迫観念めいたものにとらわれて、するようなものではないと思う。
読みたい時に読みたい本を読む。評論家などの、本を読むことが仕事に直結するような人を除けば、これが、読書のあるべき姿だと思う。
だから、私はこれからも図書館を使うことはまずないだろうし、また、好きな本は好きな時に好きなだけ読んでいこうと思っている。


集計 (Since '06/01/01)

読了冊数 10(0)冊

購入冊数 5(0)冊

未読冊数 46(-2)冊

継続冊数 5(+2)冊

きまぐれ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ(都筑道夫)

50ページ、『長屋の花見』を読み終えたところまで。
知っているものは覚悟していたのだろうか。きっとそうなんだろうな。
そう思うと、あの点については、なるほど筋がとおる。


覘き小平次(京極夏彦)

覘き小平次 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)
89ページまで。
イメージされる色は灰色。天気は曇り時々雨。
細切れで読むと、前のことなんてすぐに忘れるだろうと思っていたが、意外と覚えているもの。
印象が強く残っているからだろうか。