泡姫シルビアの華麗な推理(都筑道夫)

泡姫シルビアの華麗な推理 (新潮文庫)
72ページ、「密室を開くシルビア」を読み終えたところまで。
探偵役が風俗嬢ということで、出てくる事件もソープランドが舞台なのだが、それを除けば、事件そのものはごくごく普通。
密室を構成する条件が、ソープランドが舞台であれば楽に説明できるだけといえる。
逆に言えば、この条件が容易に成立するのであれば、ソープランドが舞台である必要性はあまりないということになるが、なかなかそういう場所がないのだろうな。