2004-11-03から1日間の記事一覧

探偵小説論序説(笠井潔)

131ページ、「物語論」まで。

大東京三十五区 冥都七事件(物集高音)

読了。 予想通り仕掛けはあったけれど、まあなんて事のないもの。 続編も出ているけれど、これも文庫落ちを待って買うとしようか。

生首に聞いてみろ(法月綸太郎)

読了。久々に読み応えのある作品。 【人体石膏像の首が切断され紛失 → そのモデルとなった人物の首が切断される】 という「犯罪予告と猟奇殺人」の図式が、結末においてガラッとその様相を変えてしまう。 読者を驚かせるための仕掛けはなく、探偵と同じ立場…