赫い月照(谺健二)

赫い月照

赫い月照

26ページまで。最初をちょっと読んだだけ。
「A SUMA CASE」という英語タイトルから想像できるように、神戸で起きた小学生殺害事件をモチーフにした作品のようだ。
(帯にも書かれているし)
あの事件の加害者である青年(既に青年の域に達しているという事に驚いた)が、退院し社会復帰の一歩を踏み出している。
その彼が、この本の存在を知ってどのように感じるだろうか?あるいは遺族の方は?
読了したわけではないので、この作品があの事件をどれだけなぞっているのかわからない。
関係者にある程度の了承、了解は得ているのかもしれないが、やはり気になって仕方がない。