2004-08-28 後巷説百物語(京極夏彦) 継続 「天火」を読み終えたところ。 結局、罰当たりとか祟りとかそういったものは、 第三者が勝手に、そう呼んだだけであって、 客観的に見れば、たいしたことではないと。ふと思い出したのは、東京都のオフィス街に今も残る「将門塚」。 かなり昔、塚を撤去したりしようとすると、事故が起きるとか言われていた。 平将門の怨念とか言われていたが、それもそうなのだろう。 また、ツタンカーメンの墓を暴いた発掘隊のメンバーが次々と不可解な死を遂げたのも やはり、客観的に見れば偶然の連続なのだろう。