キマイラの新しい城(殊能将之)

キマイラの新しい城 (講談社ノベルス)
読了。
真相の一歩手前の解決は、島田荘司の、あの作品を思い出した。
この手のトリックは結構好きだ。
この作品の見所は、750年前の事件と現在の事件、両方の事件の真相解明シーン。
原題の事件については、冒頭であからさまに伏線張ってあったのに気づかなかった私の負け。
750年前の事件については、なんとも…。上にも書いたように、真相の一歩手前がすき。